GIGAスクール構想

2019年11月に経済財政諮問会議で安倍総理が「教育現場でパソコンが1人に1台ずつ普及するのは当然」と述べたことで、学校でのICT化は子どもたちの学びを深めるための大きなテーマであることを示した。
そして2019年12月に文部科学省が打ち出したGIGAスクール構想の目的は、小中学生に対して「多様な子供たちを誰一人取り残すことのない公正に個別最適化された学びや創造性を育む学びにも寄与するものであり、特別な支援が必要な子供たちの可能性も大きく広げるもの」にある。
その基盤として、教育現場へICTを基盤とした先端技術を導入することとなっている。
※ICTはInformation and Communicaion Technologyの略
※GIGAはGlobal and Innovation Gateway for Allの略

ポイント

こちらの記事では、GIGAスクール構想のポイントをご紹介します。


学校のICT状況

《調査対象》全国の公立学校 2019年3月1日時点

(  )は前回調査(平成29年度)数値
※参照:文部科学省の学校における教育の情報化の実態等に関する調査結果【速報値】

1.教育用コンピュータ1台当たり児童生徒数:5.4人/台(5.6人/台)

学校はコンピュータ室を設け、そこにPCを1人1台使えるようにしている。
つまりコンピュータ室へ行って授業をしない限り、PCを使う環境がなかった。
だからこそ生徒1人あたりの台数がこの結果である。
世界と比較すると授業での活用が先進国で最下位。
次の調査では大幅に数値の改善が期待される。


2.普通教室の無線LAN整備率:40.7%  (34.5%)

GIGAスクール構想により光回線アクセスポイントが各教室に設置されて、近い将来100%に近いレベルになるであろう。
※100人未満などの小規模の学校はアクセスポイントではなく、WiFiルーター設置になるなど学校により通信速度に差がでる可能性がある。


3.インターネット接続率(30Mbps以上):93.4% (91.8%)

インターネット接続率(100Mbps以上):69.1% (63.2%)
ちなみに企業の普及率は約97%。そのうち光回線は約90%。
学校のコンピュータ室によっては1Gbps以上の環境が整っているところがあります。
しかしLANケーブル規格CAT5が接続されていて契約通りの速度が出てないことがありますので、遅いなぁと思っている場合は確認をしてみてください。


4.普通教室の大型提示装置整備率:69.1% (63.2%)

先生によってはご自身のスマホと機器を持参し、テレビやプロジェクターにつなげて授業に利用されています。
ICT教育を進めるうえでICT機器の接続がこれから必要となるため、各教室にミラーリングができるテレビやモニターが導入されていきます。


5.教材研究・指導の準備・評価・校務などにICTを活用する能力:86.2%

授業にICTを活用して指導する能力:69.7%
児童生徒のICT活用を指導する能力:70.2%
教師は公務PCでofficeを活用することに慣れています。
しかし地方自治体により導入するICT機器は様々であるため、OSが変わったときに早期対応ができるかがポイントである。iOSになるとほとんどの教師が対応するのに苦慮しています。


導入ICT端末メーカー別出荷台数

MM総研2021年3月2日調べ(調査期間は2020年11月24日~2021年1月27日)

GIGAスクール構想で導入されるICT端末のメーカー別出荷台数ではAppleのiPadが約210万台でシェア28.1%で首位。
つまり約3割の教師が新しいOS(iPad)やアプリに対応して授業を行う必要があります。

ポイント

これからGIGAスクールでのiPadの使い方を教師向けに説明していきます。
導入の際に参考にしていただければ幸いです。

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